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その10.リンゴ 2006年10月9日〜10月16日
10月9日
そんなわけで、リンゴ。まぁそれなりにおいしくなるのではないかと思われる。買ったのは“ジョナゴールド”とかいう小粒な品種。
それはともかく、前回で砂糖がなくなったので、新しいやつを買ってきた。「上白糖の2倍の甘さなので使用量はいつもの半分です」と書いてあるが、近くのスーパーに、このくらいの大きさの白砂糖がこれしかなかったので。
さて、リンゴ4分の1に切り、芯の部分を切り取る。皮は、むかないでおこうと思ったが、半分むくことにした。そして輪切りというか薄切りに。果肉がカタめで弾力もあるので、比較的薄く切れる。厚さ2ミリ前後。切ったリンゴはいったん水にさらしておく。これは、変色(酸化)を防ぐためと、漬け汁の呼び水のため。同様にタッパーもぬらしておく。
写真は、まだ砂糖をかける前。1個の半分が入っている。もうちょい入りそう。ウサギはただの飾り。漬けません。ところで、このウサギ作るのって簡単そうに思えるけど、結構難しい。包丁さばきはもちろん、美的感覚も必要だ。タッパーにさらに1個の4分の1を入れ、砂糖をまぶして、かるくシェイク。冷蔵庫に入れる。小ぶりなリンゴを選んだのだけれど、4分の1ほど入りきらなかった(で、ウサギを作った)。生の状態で食べたリンゴは、甘みも酸味も弱めで淡白な味。これが、1週間後にどうなっているか。
今日の結論:遠足のお弁当を作るのは意外とテクニックが必要。
10月16日
写真だとわかりにくいが、漬け汁は、そこそこ出ているが思ったほどは出ていないという感じ。全体は汁に漬かっておらず、3分の1程度は漬け汁の上に出ている。よって、2日に1回くらいタッパーをひっくり返して全体が漬かるようにした。
実そのものは、やわらかいリンゴといった感じ。だが、キウイのときのようにシャシシャリ感がなくなるということはない。酸味が弱くなり甘みが強くなっているが、たしかにリンゴの味で、本当にやわらかいリンゴといった感じだ。
皮があると、そこだけカタく感じられるので、やはり皮はないほうがよいようだ。味は、意外に甘みが強くなく、ちょうど缶詰のフルーツ的に食べられる。ていうかなんかこんなフルーツありそう。だから、あんまり驚きはなく、普通。
だが、漬け汁は普通ではない。リンゴジュースというより、リンゴ酒風味。カクテルに入れたりしたらうまいかも。ちょっと甘みが濃いが、水で薄めるのは2〜3倍くらいか。それ以上薄めるとあまりうまくない。あと、ソーダ水で割ってもうまそうな気がする。
リンゴの評価:6点
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